支援サービス

YUIMAWARU KANSAIでは、

3つの形で学校と子どもたちに
関わっています。

保護者の方との契約による学校訪問支援(保育所等訪問支援)、行政からの委託による学校支援、そして学校や地域での研修・講演です。

どのサービスが合っているかわからないという方も、まずはお気軽にお問い合わせください。

学校訪問支援
(保育所等訪問支援)

学校訪問支援
(保育所等訪問支援)のイメージ

行政委託事業
(まちOT)

行政委託事業
(まちOT)の写真

研修・講演
(対面・オンライン対応)

研修・講演
(対面・オンライン対応)

先生の「届けたい教育」
を聞くところから

学校訪問支援のチーム会議でのブレストのメモ
届けたい教育を書き出してもらいました
学校訪問支援のチーム会議でのブレストのメモ
先生、保護者、子どもみんなが書きます

学校を訪問すると、先生方はよく「この子、どうしたらいいですか?」と聞いてくださいます。 専門家に答えを求めてくださっているのだと思います。

でも、私たちはすぐに答えをお伝えしません。

まず聞くのは、「先生は、この子にどんな教育を届けたいですか?」ということです。先生がこのクラスをどうしたいか、この子にどう育ってほしいか。その願いがあって初めて、私たちの専門性が意味を持ちます。

作業療法士として、子どもの身体の使い方、感覚の特性、行動の背景にあるもの。見ればわかることはたくさんあります。でも、それを全部伝えてしまうと、先生と私たちの関係が「教える側と教わる側」になってしまう。そうなると、チームとしては動けなくなります。

だから、何をどのタイミングで伝えるかを考えます。先生が自分で気づけるように情報を整えたり、保護者の方が少しずつお子さんを信じて手を放せるように関わったり。チームの中で、それぞれが自分の役割を見つけていく過程を大事にしています。

最終的に、私たちの訪問がなくても先生と保護者のチームが回っていける。その状態になった時を「卒業」と呼んでいます。

卒業の会議で、子どもが「ありがとうございました」と言ってくれることがあります。最初は何のために来ているかもわからなかった子が、自分の言葉でそう言ってくれる。そういう瞬間に、この関わり方でよかったと感じます。

学校訪問支援
保育所等訪問支援事業
(児童福祉法に基づく福祉サービス)

学校訪問支援でのチームの作戦会議の様子
学校でのチームの作戦会議の様子

作業療法士が、お子さんの通う保育園、幼稚園、学校を定期的に訪問します。

訪問では、まず教室でのお子さんの様子を観察します。座っている姿勢、文字を書く手の動き、周りの子どもとのやり取り、先生の声かけへの反応。作業療法士には、そうした日常の動作から子どもの特性や困りごとの背景が見えてきます。

ただし、そこで見えたことをすべてその場で先生にお伝えするわけではありません。

先生には先生の届けたい教育があります。その教育がお子さんに届くために、何をどんなタイミングで共有するのがいいか。チーム会議の場で、保護者の方も含めて一緒に考えていきます。

訪問を重ねていくと、先生方の中で「この子にはこう関わればいいんだな」という手応えが生まれてきます。保護者の方も、学校と家庭で同じ方向を向いていることが実感できるようになります。

そのチームが自分たちで回せるようになった時を「卒業」としています。

チーム会議を大切にしています

支援の要はチーム会議です。先生、保護者、相談支援員、そしてお子さん本人が、同じ情報をもとに話し合える場をつくります。作業療法士からのフィードバックを一方的に受け取るのではなく、それぞれの視点を持ち寄って、この子に何が必要かを一緒に考えます。

1歳から15歳のお子さんに
訪問しています

先生の「モノを落としてしまう」時の気づきで、机の端にテープを貼って端をわかりやすくした工夫。
教室で何人も「テープを貼ってほしい」という子がいました。
先生の「モノを落としてしまう」時の気づきで、机の端にテープを貼って端をわかりやすくした工夫。
教室で何人も「テープを貼ってほしい」という子がいました。

保育園、幼稚園、学校。ゆいまわる関西では、保育所等訪問支援の制度を通じて、幅広い年齢のお子さんの集団生活の場を訪問しています。

小さい子であれば、日常の動作や遊びの中で身体の使い方や感覚の特性を見ていきます。学齢期になると、授業や友達関係の中でのお子さんの様子を先生と一緒に見ていくことが増えます。

年齢が上がるにつれて、「できなかったことができるようになる」段階から、自分の特性を理解して、自分で考え、自分で選べるようになるフェーズに移っていきます。そうした力は、周りの大人が答えを渡すのではなく、本人が自分で見つけていく過程の中で育ちます。

保護者の方にとっても、子どもの人生を少しずつ手渡していく時期です。これまで一人で頑張ってきた保護者の方が、チームの中で「自分だけが頑張らなくていいんだ」と感じられるような関わり方を大切にしています。

ご利用の流れ

STEP
まずはご相談ください

「学校での様子が気になる」「先生から相談を受けた」など、きっかけはさまざまです。まずはお気軽にゆいまわるまでご連絡ください。お子さんの状況をお聞きしながら、保育所等訪問支援がお子さんに合ったサービスかどうかを一緒に考えます。

利用にあたっては通所受給者証が必要になります。受給者証の取得がまだの方には、手続きの進め方もご案内しています。

手続きの進め方がわからない場合も、お気軽にゆいまわるまでご連絡ください。

STEP
相談支援専門員と一緒に計画を立てます

福祉サービスの利用には、相談支援専門員による「サービス利用計画」の作成が必要です。お子さんの状況やご家族の願いを聞き取りながら、どのような支援が合っているかを一緒に考えます。

現在、相談支援事業所をご利用でない方もご安心ください。ゆいまわるからご紹介することもできますので、お気軽にご相談ください。

STEP
お子さんのことを聞かせてください

ゆいまわるとの利用契約の後、保護者の方との面談を行います。お子さんの学校での様子や家庭での姿、「こうなってほしい」という願いをお聞かせください。

問題を整理するためではなく、お子さんに届けたい教育を一緒に見つけていくための大切な時間です。

STEP
学校と一緒に学校作業療法の「チーム」をつくります

訪問を始める前に、保護者の方、相談支援専門員、学校の先生方が集まる「支援者会議」を開きます。
訪問の目的や今後の流れ、学校での過ごし方のルールなどを全員で確認します。ゆいまわるではこの会議を必ず行います。先生方に安心していただくこと、そして福祉と教育が同じ方向を向いて動ける関係をつくることが、支援の土台になるからです。

STEP
学校に伺い、先生と一緒に環境を整えます

作業療法士が学校を訪問し、授業中や休み時間のお子さんの様子を観察します。

観察で集めた情報は、チームで分析します。「困っている行動」がなぜ起きているのか、その背景にある身体の特性や環境の要因を専門的な視点で読み解いていきます。

そのうえで、先生やご家族と「届けたい教育」を具体的な目標として共有し、環境の工夫や関わり方の調整を一緒に実践していきます。毎月の訪問で変化を確認しながら、目標を見直し、少しずつ前に進んでいきます。

STEP
「卒業」── 先生とご家族の力で育てていける日

ゆいまわるの訪問支援には「卒業」があります。

先生が自信を持って教育に取り組めるようになり、ご家族がお子さんの成長を実感できるようになったとき。チーム会議で経過を振り返り、学校と家庭の連携だけで十分やっていけることを確認して、訪問を終了します。

「卒業」は、すべてがうまくいったからではありません。「この生活のなかで、この子は育っていける」と皆で確認できたからです。

もちろん、不安が残る場合は継続することもできます。ゆいまわるのサービスは、活用した後は卒業していくもの。必要になったらまた活用する。そういう福祉のかたちを目指しています。

目安は約1年。お子さんのペースに合わせて、一緒に歩んでいきます。

ご利用にあたって

利用者負担は、サービス費用の1割です。ただし所得に応じた負担上限月額が設定されており、それ以上の負担はありません。 満3歳から3年間は、幼児教育・保育の無償化により自己負担が無料になります。 訪問の頻度は、お子さんの状況やご家庭の希望に応じて相談のうえ決定します。

西宮市にお住まいの方

受給者証の申請先:西宮市 障害福祉課(電話:0798-35-3923
西宮市「児童福祉法による障害児通所支援」のページ

※ 西宮市以外にお住まいの方は、お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口にお問い合わせください。受給者証は全国共通で利用できます。

項目内容
対象1歳から15歳のお子さま(保育園・幼稚園・学校に在籍中の方)
契約保護者の方との契約による福祉サービス(受給者証が必要です)
費用受給者証に基づく(自己負担額は所得に応じて異なります)
訪問頻度月1〜4回(お子さまの状況に応じて設定)
主な活動エリア西宮市
その他の対応エリア川西市、伊丹市、宝塚市、芦屋市ほか(ご相談に応じます)

行政委託事業

学校訪問支援(保育所等訪問支援)は保護者との契約による福祉サービスです。そのため、保護者の方の意向と費用負担が前提になります。

一方で、行政からの委託による学校支援は、保護者の契約を介さずに行うことができます。先生が気になるお子さんについて、気兼ねなくご相談いただける仕組みです。

YUIMAWARU KANSAIの作業療法士は、与那国島でのまちOTプロジェクトにも参加しています。行政から委託を受けて学校を巡回し、先生方と対話しながら、クラス全体の環境づくりや個別の児童生徒への関わり方を一緒に考える取り組みです。

この経験をもとに、関西の地域でも行政委託による学校支援を広げていきたいと考えています。教育委員会や福祉課を通じた事業のご相談も承っています。

項目内容
対象自治体・教育委員会からのご依頼
内容学校巡回、先生方へのコンサルテーション、校内研修 など
費用ご依頼内容に応じてご相談ください
対応エリア兵庫県内

研修・講演

学校の先生方、教育委員会、相談支援員、福祉事業所の方を対象に、学校作業療法の考え方や、子どもの行動の見方、先生との関わり方についてお伝えしています。

ゆいまわるの研修では、子どもを「直す」ための技術ではなく、先生がすでに持っている教育の力をどう届けるかという視点を大切にしています。「この子は何に困っているか」だけでなく、「この子は何をしたいと思っているか」「先生はこの子にどんな教育を届けたいか」。そこから一緒に考える入り口をお伝えします。

校内研修から教育委員会の内部研修、保護者向けの学習会、福祉事業所の職員研修まで、さまざまな場でお話しする機会をいただいています。

ゆいまわる関西での講師実績

  • 校内研修(複数校)
  • 中学1年生全体向け 福祉講話
  • 猪名川町 教育委員会内研修
  • 西宮市 小学校教科等研究会 特別支援教育部会 研修
  • 伊丹市 事業所間連絡協議会
  • 川西市 ハンデっ子親の会の勉強会
  • 伊丹市 親と支援者の学習会
  • 大阪 大坂小児保健研究会(保健師・行政向け)
  • 児発放デイ向けオンライン研修(全国対応・46件)

※ 2024年5月〜2025年4月の実績

項目内容
対象教育委員会、学校教員、相談支援員、福祉事業所、保護者グループ など
形式対面 / オンライン
費用ご依頼内容に応じてご相談ください
ご依頼方法お問い合わせフォームよりご連絡ください

YUIMAWARU KANSAIのスタッフ

YUIMAWARU KANSAI(ゆいまわる関西)は、沖縄で2009年から学校作業療法に取り組んできたゆいまわる株式会社の関西拠点として、2024年5月に西宮市で活動を開始しました。
この街の学校を回りながら先生方との関係を少しずつ重ねてきました。この地域で、じっくり活動を続けていきたいと考えています。

作業療法士/児童発達支援管理責任者
奥川 純子

作業療法士/公認心理師
土屋 左弥子

YUIMAWARU KANSAIの
支援実績

項目数値
訪問先40以上
担当児童70名以上
年間訪問回数1,000回以上
スタッフ作業療法士2名

※ 2026年3月時点のデータです。

ゆいまわるの学校作業療法について

YUIMAWARU KANSAIは、YUIMAWARU株式会社(沖縄県南風原町)の関西事業所です。ゆいまわるの学校作業療法の考え方や、会社全体の取り組みについては、こちらをご覧ください。

お気軽にお問い合せください

どのサービスが合っているか、
わからなくても大丈夫です。
お子さんのこと、学校のこと、地域の支援体制のこと。まずはお気軽にご相談ください。

電話する 0798-61-7130 お問い合わせ