ボランティアで学校を訪ねた2009年から、ここまで。
ゆいまわるの歩みは、現場で積み上げてきた一つひとつの実践の記録でもあります。
ボランティアで学校へ(2005〜2015)
2005年
代表・仲間知穂が沖縄県へ移住。沖縄リハビリテーション病院に勤務し、地域リハビリテーションに従事。
2008年
琉球リハビリテーション学院の講師に着任(〜2015年、7年間)。養成校で学生に作業療法を教えるかたわら、学校現場への関心を深めていく。
2009年
金武町の小学校にボランティアで学校訪問を開始。作業療法士が教育現場に入るという、当時まだ前例のほとんどない取り組みが始まる。一部の市町村とは委託契約を結びながら、訪問の必要性を実感し、学生たちにも将来必要になる職域として伝えていく。
2012年
活動が金武町以外の市町村へ広がり始める。
- 恩納村:保健師が役場と交渉し、村立保育園への作業療法士の巡回相談システムがスタート。健診事後教室「いるかクラブ」での関わりも開始(4月)
- うるま市:障害福祉課から「連携を取りたい」と連絡があり、市民公開講演会を実施(6月)
2013年
- 那覇市の銘苅小学校にて、教科研究の枠組みを活用した学校訪問を実施。取り組みを共同研究としてまとめて発表
- 読谷村でもボランティア訪問を開始
- 特別支援コーディネーター研修を複数回担当し、教育の研修企画でも話せるようになる
〜2015年
ボランティア期間を通じて、計 21校・106名 の子どもたちへの訪問と効果検証を実施。約7年間にわたる現場での積み重ねが、のちの事業化の土台となる。養成校を7年間勤めた後に退職し、本格的に学校作業療法の道へ進む決断をする。
法人化し事業所の設立と
行政との連携(2016〜2017)
2016年 1月
自治体の要請に応えるかたちで、沖縄県うるま市に 「こども相談支援センターゆいまわる」 を設立。保育所等訪問支援事業を活用した、作業療法士による学校訪問専門の事業所として法人化。創業時のメンバーは4名(その後すぐに6名に)。南風原町との連携事業も開始。
当時、保育所等訪問支援事業を活用して学校訪問を本格的に実施している事業所はほとんどなかった。
2017年
- 札幌リハビリテーション専門学校での研修講師、沖縄市立幼稚園の特別支援担当教諭研修、森川特別支援学校の校内研修など、多方面での研修講師を務める
- 南風原町の学童クラブ において、作業療法士を活用したモデル事業を初めて実施(8月)
- 教育委員会職員にOT活用の説明会を開催(9月)
- 町内小学校の校長に直接相談し、先生方への説明会を実施(11〜12月)
- 琉球大学の産学官連携推進機構のもと、「地域の子どもを支援するインクルーシブ教育推進人材の育成ワーキンググループ」が立ち上がる(12月)
株式会社化と体系化─
組織としての基盤づくり
(2018〜2019)
2018年
YUIMAWARU株式会社 を設立。NPO法人から株式会社への法人成りにより、組織基盤の安定と拡大を図る。
- 南風原町の小学校で本格的にOT導入を開始(4月)。支援の成果はすぐに他の小学校にも伝わり、現在3校にまで広がる
- 琉球大学にてインクルーシブ教育推進人材の育成プログラム(全15回)の運用をスタート(9月)
- 人材育成の研修と並行して、OTによるクラス支援を平均9か月で修了するモデルを確立
2019年
初の単著 『学校に作業療法を──届けたい教育でつなぐ学校・家庭・地域』(クリエイツかもがわ)を刊行(2月)。ボランティア時代からの実践事例をもとに、学校作業療法の概念と手法を初めて体系化した一冊。
同年の支援実績は新規担当86名、2016年からの累計担当者数は202名。卒業していったケースは70名を超える。11の市町村の学校への訪問実績。
拠点の拡充。地域に根ざした
支援体制へ(2020〜2023)
2020年
沖縄県南風原町に 「こどもセンターゆいまわる」 を開設(8月)。児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援・親子通園など、多機能型の地域拠点として活動を開始。
2021年
『学校作業療法──実践ガイド』(青海社、仲間知穂・友利幸之介 編集)を刊行。学校現場で活躍する作業療法士のための実践的な手引書。
南風原町と広島大学が連携協定を締結し、教育と福祉の連携を科学的に検証する取り組みが始まる。
2023年
『「届けたい教育」をみんなに』(クリエイツかもがわ、仲間知穂 編著)を刊行(11月)。3冊目の著書として、学校作業療法の理念と実践をさらに広く発信。
沖縄から、それぞれの地域へ(2024〜)
2024年
兵庫県西宮市に 「YUIMAWARU KANSAI こどもセンターゆいまわる」 を開設。沖縄から関西へ、活動エリアを本州に拡大。
離島や過疎地域の子育て基盤づくりを目指す 「島プロジェクト」 の展開が本格化。パッケージ化した支援技術を専門チームが離島に持ち込み、保育園から中学校まで、学校支援にとどまらず保護者面談や地域の子育て支援まで包括的に取り組む。
2026年
湘南拠点の活動を開始。沖縄2拠点(南風原・うるま)、関西、湘南の 計4拠点 体制に。
島プロジェクトへの参加自治体も広がりを見せ、複数の市町村から問い合わせが寄せられている。
現在の体制
| 法人名 | YUIMAWARU株式会社 |
| 代表取締役 | 仲間 知穂 |
| 本店所在地 | 沖縄県うるま市石川828番地6 |
| スタッフ数 | 沖縄 約18名 / 関西 2名 |
拠点一覧
| ゆいまわるURUMA | 沖縄県うるま市石川828番地6 | 2016年 |
| こどもセンターゆいまわる | 沖縄県島尻郡南風原町宮城29番地 | 2020年 |
| YUIMAWARU KANSAI こどもセンターゆいまわる | 兵庫県西宮市名次町4丁目22 パラシオ夙川名次201 | 2024年 |
| ゆいまわる SHONAN | 神奈川県鎌倉市大船2丁目21-6 kuguru07 | 2026年 |
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