その子が「やってみたい」と思えること、保護者の方が「こんなふうに育ってほしい」と願うこと。
そこから目標を立てて、ゆいまわるの療育が始まります。
こどもセンターゆいまわる(南風原町)では、児童福祉法に基づく「児童発達支援」として、未就学のお子様を対象にした療育を行っています。
ゆいまわるでは3つの療育サービスがあります。
ゆいまわるの療育の考え方

療育というと、「できるようにすること」に目が向きやすいかもしれません。
ゆいまわるでは、「やってみたい」という気持ちを大切にしています。
・やってみたい
・楽しい
・もう一回やりたい
この気持ちが生まれたとき、子どもの中で育ちは自然に動き出します。
そしてこの「やりたい」が、体の使い方・ことば・人との関わりといった、すべての土台を育てていきます。
療育プログラム
ゆいまわるでは、「遊び」=ただ楽しい時間ではなく、育ちのすべてが詰まった時間と考えています。
お子さんの好きなことや興味のあることを手がかりに、遊びの中でさまざまな感覚や動きを経験していきます。
こうした積み重ねが、保育園・幼稚園・こども園での集団生活に参加していく力へとつながっていきます。
個別療育

お子さんとご家族の「叶えたい生活」に向けて、まず療育の目標を一緒に立てるところから始まります。作業療法士・理学療法士・言語聴覚士・保育士の専門スタッフが1対1でお子さんと向き合い、一人ひとりのペースに合わせて取り組む療育です。
個別療育の中では、スタッフが毎回のセッションを通してお子さんの様子を丁寧に観察し、その変化や気づきを保護者へオンタイムで共有しながら関わっています。
保護者の方からは、「うちの子、こんなことができたんですね」という声をいただいています。
| 対象 | 未就学児 |
| 時間 | 45分(予約制) |
| 頻度 | 週1回〜 |
| 営業 | 月〜金 9:00〜17:00 |
| 提供枠 | 9:00 / 10:00 / 14:00 / 15:00 / 16:00(各45分) |
| 送迎 | なし |
ゆいらぼ(グループ療育)

少人数のグループで、お友だちと一緒に遊びながら「人と関わる力」を育てていくプログラムです。戸外活動と室内活動を組み合わせて、仲間の中で過ごす経験を積み重ねていきます。
個別療育では見えにくい「お友だちとのやり取りの中でどうなるか」を、小さな集団だからこそ丁寧に見ることができます。
私たちが目指しているのは、
「できるようになること」ではなく、社会の中で自分らしく生活できること。
- 園や学校で安心して過ごせる
- 自分の気持ちを伝えられる
- やりたいことにチャレンジできる
その力は、特別な練習の中だけで育つものではなく、日々の遊びや関わりの中で少しずつ育っていきます。
その未来につながるように、療育の中での経験を、日常へとつないでいきます。
| 対象 | 未就学児 |
| 定員 | 3〜5名 |
| 営業 | 月〜金 午前クラス 8:45 〜 10:30 午後クラス 15:15 〜 17:00 |
| 内容 | 室内活動・戸外活動 |
| 送迎 | 地域によりご相談ください |
ダウン症グループ
ひとり歩きができるように目指すサポートや、親子のコミュニケーションについてのアドバイス、保護者同士の情報交換を行う場です。
| 対象 | 0歳〜ひとり歩きができるようになるまで |
| 開催 | 週1回 所要時間 約45分 |
| 送迎 | なし |
作業療法士と言語聴覚士
「土台」と「ことば」の順番
ゆいまわるの療育には、作業療法士(OT)だけでなく、言語聴覚士(ST)、理学療法士(PT)も関わっています。小児分野で作業療法士と言語聴覚士が同じ組織にいて、日常的に連携できる環境は、実はあまり多くありません。
それぞれの専門性を活かしながら、日常的に連携し、ひとつの育ちとしてお子さんを見ていくことを大切にしています。
まず体の「土台」から

ゆいまわるが大切にしているのは、体の「土台」です。
「ことばがなかなか出ない」「食べることが苦手」。
保護者の方にとっては切実な悩みですし、すぐにことばの練習や食事の訓練をしてほしいと思われるのは自然なことです。
ゆいまわるでは、その背景にある「体の準備」に目を向けます。
たとえば「食べる」という動作一つとっても、舌の動き、唇を閉じる力、口の周りの筋肉など、たくさんの体の機能が連動しています。
そしてそれらの動きを支えているのは、体幹の安定や姿勢の土台です。
ことばも同じで、声を出す、相手の話を聞く、やり取りのリズムをつかむ──そのためには、体の準備や人と関わる土台が整っていることが大切になります。
だからまずOT・PTが、体の使い方や感覚、姿勢といった「土台」づくりに取り組みます。
その土台が少しずつ整い、遊びや関わりの中で「やりたい」という気持ちが動き出してきた段階で、「ことばのほうも広げていきましょうか」とSTが加わっていきます。
このようにOT・ST・PTが連携しながら順番を大切に関わっていくことが、お子さんの変化をより自然で、確かなものへとつなげていきます。
言語聴覚士の療育

言語聴覚士の療育は、作業療法士のセッションとは少し雰囲気が異なります。体を大きく動かす遊びではなく、人とのやり取りやことばに集中しやすい環境で行います。センター内には、あえて刺激を抑えた専用の部屋を用意しています。
対象となるお子さんは、ことばがまだ出ていない段階のお子さんから、2語文が出たけれどそこから広がらない、発音が気になる、読み書きに困難がある、会話のキャッチボールが難しいなどさまざまです。
ことばの発達に加え、食べることに関する相談にも対応しています。舌の動きや唇を閉じる力、口周りの筋肉の使い方など、「食べる」と「話す」に共通する口の動きを丁寧に見ながら、お子さんに合った関わり方を保護者の方と一緒に考えていきます。
療育のご利用までの流れ
お住まいの市町村役場の保健福祉課など、「児童の福祉サービス利用」の窓口に「児童発達支援」の利用希望を伝えてください。
福祉サービスのご利用が初めての方
- 相談支援専門員とサービス利用計画を作成します(相談支援専門員は市町村の窓口で紹介してもらえます)
- 医師の意見書または診断書を役場に提出します
- 役場の担当者(保健師など)と面談します
- これらの内容をもとに市町村が支給を決定し、受給者証が届きます
すでに福祉サービスを利用中の方
担当の相談支援専門員に「児童発達支援」の追加希望を伝え、サービス利用計画を更新します
ゆいまわるの療育の目的や進め方についてご説明します。施設の様子も見ていただいた上で、ご利用をご検討ください。
お子さんの様子やご家族の希望をうかがい、ご契約となります。
ゆいまわるには相談支援の窓口もあります。「何から始めたらいいかわからない」という方も、まずお気軽にお問い合わせください。
療育のご利用料金について
ゆいまわるの療育は児童福祉法に基づく福祉サービスのため、ご利用料金にはご家庭の所得に応じた負担上限額が設定されています。詳しくはお住まいの自治体へご確認ください。多くのご家庭で、月額4,600円以内でご利用いただいています。
そのほか、おやつ代や活動に使う材料費などの実費をご負担いただく場合があります。その際は事前にお知らせしております。
ゆいまわるの療育が目指すもの
「やりたい」から始まり、
育ちが動き、
社会の中で自分らしく生きる力へ。
その一歩一歩を、日常へとつなげながら、
丁寧に育てていきます。
お気軽にお問い合せください
どのサービスが合っているか、
わからなくても大丈夫です。
お子さんのこと、学校のこと、地域の支援体制のこと。まずはお気軽にご相談ください。