学校作業療法についてよくあるご質問
- 学校作業療法は病院で行う作業療法と、何が違うのですか?
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病院の作業療法が手足の動きや日常動作の訓練を行うのに対し、学校作業療法は教室での子どもの日常そのものを支えます。
ゆいまわるの作業療法士が見ているのは、給食の時間にその子がどんな顔をしているか、休み時間に誰と何をしているか、といったことです。教室・給食・休み時間の中で、その子の力が発揮される環境を先生や保護者と一緒につくっていきます。
- 学校作業療法では作業療法士が子どもに直接、指導や訓練をするのですか?
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いいえ。学校の主役は、あくまで先生と子どもたちです。作業療法士が学校で主役になることはありません。
授業を妨げないようそっと観察し、先生と一緒に「届け方」を考えるのが役割です。私たちは、先生と保護者と子どものチームが自分たちの力で歩いていけるよう、一時的に力を貸す「黒子」だと考えています。
- 学校作業療法は先生にアドバイスをするサービスですか?
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解決策やアドバイスをそのままお渡しするのではなく、先生が自分で考えるための材料を届けるのが私たちの役割です。
「この子はこういう理由で、こんなことができる」というその子のストーリーを共有すると、先生は「だったらこうしてみよう」とご自身でクラスのやり方を組み直していきます。先生が自分の手で教育を届けられたという達成感を大切にしています。
- 学校作業療法は、発達障害のある子どもや、受給者証を持っている子どもが対象ですか?
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入り口によって異なります。
保護者の方からのご依頼による福祉サービス(保育所等訪問支援)の場合は、受給者証の取得とサービス利用計画の作成が必要で、契約したお子さんを対象に支援します。一方、学校・自治体からのご依頼による行政委託(まちOT)の場合は、受給者証の有無や障害の有無に関係なく、クラス全体を対象に支援できます。
保育所等訪問支援 まちOT 制度の種類 福祉サービス(児童福祉法) 行政委託事業(市町村独自) 契約の主体 保護者 自治体 依頼する人 保護者が申請 学校・教育委員会が依頼 支援の対象 契約した子ども(個人) クラス・学校全体 保護者の費用負担 あり(受給者証が必要) なし いずれの場合も、発達障害の診断があるかどうかは問いません。友達とうまく関われない、授業に参加しづらいといった困りごとの背景はさまざまで、先生が「この子の可能性をもっと開きたい」と思った瞬間が支援の出発点になります。
- 学校作業療法を受けるには、どうすればいいですか?
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ゆいまわるの学校作業療法には、大きく2つの入り口があります。
ひとつは保護者の方からのご依頼による福祉サービス(保育所等訪問支援)です。お住まいの市町村への申請と、サービス利用計画の作成を経てご利用いただけます。
もうひとつは、学校・自治体からのご依頼による行政委託事業(まちOT)です。
どちらが合っているか分からない場合も、まずはお気軽にご相談ください。 - 学校作業療法は、どんな専門職が担当するのですか?
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ゆいまわるでは、作業療法士(OT)だけでなく、言語聴覚士(ST)、理学療法士(PT)、公認心理師が必要に応じ作業療法士に同行し、それぞれの専門性を活かして子どもを多角的に分析します。
同じ子どもを違う角度から見て、その分析を記録・共有することで、先生に「この子はこういう理由で、こんなことができる」と多面的に伝えることができます。
- 作業療法士として、学校作業療法に取り組むにはどうすればいいですか?
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学校作業療法は、運動学・脳神経学・発達の知識に加えて、先生や保護者の心が動く面接技術、学校文化への理解、作業を通して人を支える哲学が求められる、専門性の高い分野です。養成校で学べることはその一部にすぎず、多くは臨床経験のなかで磨かれていきます。
ゆいまわるでは、研修・講演を通じてこうした技術をお伝えしています。
学校に関わる作業療法士を目指す方に向けた記事もございますのでぜひご一読ください。
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